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クリニックニュース 2022-6
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オーラルフレイルを予防して、「食べる」「話す」を楽しもう
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日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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オーラルフレイルとは
口の健康への意識が低下し、噛んだり飲んだりする機能が衰えて、滑舌が悪くなったり、食べこぼしが増えてくる状態を、オーラルフレイルといいます。ものを食べるには、噛む力と飲み込む力が必要ですが、加齢によって筋力が低下し、歯の本数が減少すると、この 2つの力が弱くなり、オーラルフレイルに陥ります。オーラルフレイルになって口腔機能が低下すると、心身機能や社会的な側面にも影響を及ぽします。 |
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早期発見が大切
オーラルフレイルは、健康と機能障害の中間の状態です。 適切に対応することにより健康に近づくことができるので、早く気づいて対処することが大切です。 自分でオーラルフレイルの知識を持ち、 日常生活の小さな変化(表1)に気づけるよう心がけましょう。周りの方が気づいてあげることも大切です。 |
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予防と対策
人が生きるために大切な「食べる」「話す」といった行為が楽しめる時間を、できるだけ長く保っためには、歯周病やむし歯に適切な処骰を受けることはもちろんですが、定期的に歯や口の健康状態をかかりつけの歯科医師に診てもらうことが璽要です。地域で開催される口腔機能向上のためのセミナーなどを活用するのも効果的です。まずは筋力を衰えさせない生活を送りましょう(表2)。
早めの予防・対策によりオーラルフレイルの進行を遅らせることができ、健康な心身を作ることにも役立ちます。
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