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クリニックニュース 2022-4
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がん検診を受けましょう |
日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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がん検診とは?
がん検診は、自覚症状のない健康な方が対象となります。もしがんが見つかっても、症状が出る前のがん(=早期がん)であることが多く、有効な検診を定期的に受けることが大切です。
日本では、5つの「がん検診」が有効な検診として推奨されています。 |
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これらは、その有効性(死亡リスクを下げる効果)が科学的に証明されているものです。また、検診の利益・不利益のバランスを考慮して、対象年齢や受診間隔が定められています(表1)。 |
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※1 :胃部エックス線検査に関しては40歳以上に実施も可
※2:胃部エックス線検査に関しては年1回の実施も可
※3:喀痰細胞診は、 原則50歳以上で、1日の喫煙の本数X年数が600以上の人に実施。 過去の喫煙者も含む。 |
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がん検診の流れ
がん検診で「界常あり」と判定された場合には、必ず、精密検壺や診断・治療を受けることが必要です。「異常なし」と判定された場合でも、次回の検診を受けることが大切です。今回「異常なし」であっても、将来的にがんの危険性がないということではないからです。いずれの検診でも100%がんを発見することはできませんので、その後、何か気になる自覚症状が認められた場合には、次の検診を待っことなく、すぐに医療機関を受診しましょう。
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がん検診を受けましょう
検診で発見されるがんは、症状が出てから見つかるがんと比べてその後の経過が良いことがわかっています。また、治療による体への負担や経済的な負担も軽くて済みます。ぜひ、がん検診を受けましょう。がん検診の案内は、各自治体(都道府県、市区町村など)で行われており、各自治体から委託を受けた医療機関などで、だれでも受けることができます。不明な点は、各自治体のがん検診担当窓口に尋ねてください。
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