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クリニックニュース 2022-3
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新型コロナ流行と食中毒 |
日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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新型コロナ対策だけでは食中毒は予防できません
新型コロナウイルス感染症対策は、ほかの感染症の予防にもなります。マスク着用や手洗い習慣によって、昨年の夏は、子どもの三大夏風邪といわれる手足口病、ヘルバンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)が減り、冬にはインフルエンザが激減しました。その一方で、食中毒の発生は続いています。食中毒は、汚染された食事などを介して、菌やウイルスが口から入ることによって起こるからです。食中毒では、新型コロナ対策中だからこそ注意すべき点があります。
デリバリーや持ち帰りの料理は早く食べましょう
新型コロナウイルス感染症対策は、ほかの感染症の予防にもなります。マスク着用や手洗い習慣によって、昨年の夏は、子どもの三大夏風邪といわれる手足口病、ヘルバンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)が減り、冬にはインフルエンザが激減しました。その一方で、食中毒の発生は続いています。食中毒は、汚染された食事などを介して、菌やウイルスが口から入ることによって起こるからです。食中毒では、新型コロナ対策中だからこそ注意すべき点があります。
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キャンプやバーベキューは日常と異なる環境に留意しましょう
野外の方が安心だからと、アウトドアのキャンプでの食事やバーベキューの機会も増えています。キャンプやバーベキューでは、調理者の手洗いを徹底しましょう。調理前にはクーラーボックスや保冷剤を活用するなど、食材の扱いにも注意が必要です。水の汚染にも注意してください。まな板や包丁などの調理器具の消毒、生肉などを扱う箸やトングの使い分けも重要なポイントです。
菌の多くは肉の表面についているので、焼肉やステーキは表面全体をしっかり焼きます。ひき肉でつくったハンバーグや鶏肉のつくね、成形肉のサイコロステーキなどは、中心部まで十分に加熱してください。
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