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クリニックニュース 2019-7 |
慢性便秘症「たかが便秘」ではありません
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日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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悩む人が増えています
トイレに行ってもスッキリしない、お腹が張って痛む・・・。子どもや若い女性、高齢者まで幅広い年代の人が悩んでいるのが慢性便秘症です。よくある症状だと思われがちですが、悪化すれば仕事を思うようにできなくなったり、外出を控えるようになったりと、生活の質(QOL)の定価にもつながりかねません。
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便秘の原因を知ろう
便秘には大きく分けて、①排便の回数が少なくなったり、便が出にくい排便困難症状を呈する「機能性便秘」、②大腸がんなどのように、便の通り道をふさぐことによる「器質製便秘」があります。ひと言で便秘といっても、そのタイプや原因にあわせた治療が必要です。 |
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前かがみで便を出やすく
日常生活の中でできる便秘対策として、食事や運動など生活習慣の改善のほか、近年注目されているのは、排便の際の姿勢です。洋式トイレの便座に座って前かがみの姿勢(35度が目安)をとることで、直腸から肛門までがまっすぐになり、自然に便がでやすくなります。
また、市販の便秘薬は誤った自己判断で使用を続けると、かえって便秘が治りにくくなったり、大腸過敏など別の病気を引き起こす場合もあります。まずはかかりつけ医に相談し、病院で正しい診断を受けましょう。 |
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