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クリニックニュース 2019-5 |
RSウイルス感染症 夏場もご用心! |
日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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乳幼児に多いRSウイルス感染症
RSウイルス感染症は、乳幼児に多い呼吸器の感染症の一つです。
主な症状は発熱や鼻水が続くことですが、何度も感染と発症を繰り返すのが特徴で、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。
例年9月ごろから初春まで流行するのが一般的でした。しかし、近年では夏場から流行し始めています。感染力が強いため、幼稚園や保育園などの施設内で感染するケースが非常に多くみられます。 |
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こんな時は迷わず受診
RSウイルスは、ワクチンによる予防やウイルスそのものに対する治療薬がないため、発症したときは対症療法が中心です。かぜと同じように、熱があるときは氷水などで冷やし、脱水を防ぐために水分補給し、十分な睡眠をとるなど安静にします。
症状が軽ければ、たいてい数日で落ち着くので注意深く様子をみます。ただし咳がひどくなったり、喘息のような「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という呼吸音がある場合がある場合、さらに呼吸が苦しそうな場合は、症状が進行して細気管支炎や肺炎を引き起こしていることもあります。このような時は、すぐにかかりつけ医を受診しましょう。 |
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大人も感染!マスクや手洗い・消毒で予防を
大人が感染する場合もあります。症状がかぜと似ているため艦船に気がつかず、家族など周囲の人に感染させてしまうことがあるので特に注意が必要です。
RSウイルスに感染している人が身近にいるときは、咳やくしゃになどを浴びたり吸い込まないようにマスクを着用しましょう。手洗いの徹底やドアノブなど身の回りの消毒をして感染予防を心がけてください。 |
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