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クリニックニュース 2023-7
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子どものメンタルヘルス SOSサインに気づいたら、声かけを |
日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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子ども時代は多感な時期
子どもは絶え間なく成長発達を続けていて、感じる力や考える力が大きく飛躍していきます。置かれた環境の変化は子どもの心身へさまざまな影響を与えます。時にはストレスとなり子どものメンタルヘルスに大きく関わります。 |
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コロナ禍から見えた子どものストレス
コロナ禍は、いかに子どもがストレスを受けやすいかを改めて浮き彫りにしました。今まで何気なくできていたこと、楽しんで活動していたことが急にできなくなり、 その状態が長期間続くことで、気分が落ち込むことが増え、些細なことで不安やイライラがつのり、粗暴な言動が増えたり、学校や人が多い場所へ行きにくくなったりする子どもたちが増えました。
コロナ禍により生活のルールが大きく変わり、学校のイベントがなくなり、友人と遊ぶことができなくなったことは、大人以上に子どもにストレスを感じさせています。 |
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子どものメンタルヘルスを維持するために
ストレスを感じた子どもには、 口調が荒くなった、ゲー ムする時間が長くなった、外出を面倒がるようになった、 夜更かしが増えたなど、言動の変化が見られます。厚生労働省では子どものストレス反応を「SOSサイン」として、 家族が気づきやすいものを表のように紹介しています。「普段・今までと違う言菜や行動」が出てくれば要注意です。
子どもの言動が変化したなと思った時は、保護者から声かけをしてください。 今8起こったこと、 これからしたいことなどちょっとしたことで良いのです。 子どもとコミュニケーションをとって、少し未来のことを考え、共有し、変化を受け入れることが日々の生活の安定につながり、メンタルヘルスの維持に役立ちます。 |
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