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クリニックニュース 2023-1
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帯状疱疹 症状の特徴を知っておこう |
日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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帯状疱疹ってなに?
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウィルスで起こる皮膚の病気です。 体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが帯状に生じます。 顔面や、目の周りにも現れることがあります。痛みは人によって違いますが、夜も眠れないほど激しい場合もあります。多くの場合は、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後も痛みが続くことがあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。 また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。 |
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どんな人がなるの?
水ぼうそうになったことのある人なら誰でも帯状疱疹になる可能性があります。加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が発症の原因となります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。 また、糖尿病やがんなどの免疫力が低下する病気が原因になることもあります。 |
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予防法はあるの?
日頃から十分な休息をとりながら免疫力の維持を心がけ、免疫力を低下させる疲労やストレスのない規則正しい生活を送りましょう。 また、最大の予防法はワクチン接種です。帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があり、自治体によっては公費助成も受けられます。それぞれ接種方法や回数が異なり、接種できない方もいますので、接種にあたっては医師と柑談してください。 |
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