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クリニックニュース 2021-6
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乾癬(かんせん)はどんな病気ですか? |
日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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乾癬の症状
日本人には40万人以上の乾癬の患者さんがいるといわれています。 皮膚に赤く盛り上った発疹(図)ができ、しばしばかゆみを伴います。表面に白いふけのようなものがついたり、ときには銀白色のかさぶたのようになります。発疹は頭部、爪、ひじやひざ、おしり、すねなどにできやすく、患者さんによっては、全身に膿疱ができて発熱したり、関節が痛むこともあります。感染する病気ではないので、ほかの人にうつる(感染する)ことはありません。
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主な治療法
主な治療法には外用療法、内服療法、紫外線療法、注射療法などがあり(表)、病気の状態や生活状況に応じて治療を組み合わせて行います。悪化と軽快を繰り返すので、根気よく治療を続ける必要があります。 |
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あなたが患者さんなら 悪化させないための日々の注意点
皮膚を良い状態に保つことが大切です。そのためには、バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけ、食べすぎ、強い香辛料、過度の飲酒、喫煙は避けましょう。 入浴の際は、こすりすぎると症状が広がったりするので、やさしく洗うよう注意してください。適度な日光浴は効果的ですが、急激な日焼けはよくありません。症状が急に悪化したり、心配なことがあるときは、早めに主治医を受診しましょう。 |
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