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クリニックニュース 2021-4
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色はいろいろ 自分の色覚の特性を知ることが大切 |
日本医師会企画「健康プラザ」より引用 |
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人によってさまざまな色の見え方がある
色の見え方(色覚)には多様性があり、生まれつき色の見え方が多くの人と少し違う人がいます。日本人では、男性は約20人に1人、女性は約500任に1人の割合といわれています。
決して白黒の世界ではなく、カラフルな見え方ですが、混同しやすい色が多くの人と異なります(図)。色の見え方は生涯変わらないので、悪くなることはありません。
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日常生活ではほとんど困らない
色の見え方は生まれつきなので、本人は「誰もが自分と同じ色に見えている」と思っていることが多く、自分の色覚の特性に気づいていない場合が少なくありません。
色の見え方の違いによって、普段の生活や仕事で困ることはほとんどありません、しかし現在のところ、人々の安全を守るため、鉄道運転手や航空管制官にはなれません。警察官、自衛官などは、色覚の程度によってしゅうしょくできない場合があります。 |
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色覚の特性を知っておこう
希望すれば、多くkの学校で色覚のスクリーニング検査を受けられます。そこで気になることがあれば、眼科で精密検査を受けましょう。進学や就職の直前に困らないよう、また日常生活の注意点を知るためにも、なるべく早く自分の「色覚の特性」を知っておくことは大切です。
さまざまな色覚の特性を持った人がいることを理解し、誰もが暮らしやすい色のバリアフリーを進めることも必要です。 |
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